他の人にはあまり教えたくない学会攻略法

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薬学生
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学会って出るべき?実習や授業で忙しいんですけど。。。

研究室の活動も順調に進んでくると、教授から、学会に出てみないかといわれることもあります。

実習やテスト、就活などで忙しい薬学生にとって、学会に出るってなると少し身構える人が多いと思います。今回は、そんな薬学生にとっておすすめの考え方について話そうと思います。実際に私は病院実習中に、学会に2回参加して、2回とも学会賞をいただくことができました。

こんな人におすすめ

  • 実習や授業で忙しいけれど、学会発表に挑戦したい人
  • 学会で成果を認められるための具体的な工夫を知りたい人
  • 時間が限られた中で研究や発表準備を効率的に進めたい人

目次

  1. 忙しい毎日でも学会を目指した理由
  2. 少ない時間で発表準備を進める工夫
  3. 実習と学会準備の両立のために意識したこと
  4. 賞を取るために心がけたポイント
  5. 学会発表の成功がもたらしたもの

1. 忙しい毎日でも学会を目指した理由

薬学生の生活は、実習や授業でぎっしり埋まっています。それでも学会発表に挑戦したのは、「研究成果を客観的に評価されたい」「将来のキャリアに役立てたい」という思いが強かったからです。実習中であっても、学会発表という目標があることで日々の研究に張り合いが生まれました。

学会発表の意義については次のサイトでも紹介しています。

2. 少ない時間で発表準備を進める工夫

実習が忙しい中でも、発表準備は少しずつ進められます。例えば:

  • スケジュール管理の徹底:週単位で進捗目標を設定
  • 細切れ時間の活用:昼休みや帰宅後の1時間を準備に充てる
  • 効率的な資料作成:要点を絞り、見やすいスライド作りに注力

また、時間がないときこそ、指導教員や先輩からアドバイスをもらうことで無駄を省きました。また実習で疲れていることもあって無理のない範囲でできることをしていきました。

具体的には、まずは学会の参加手続きですね(笑)

ここがないとそもそも準備をいくらしていても水の泡になってしまいます。そのために、まずは要旨を書きますが、ここで大事なのは、100点を目指さないということです。とにかく自分で書けることは書ききって、あとは先生に任せます。

先生からは赤ペンだらけで帰ってくることが多いですが、2,3回やり取りを繰り返せば、大抵は、いいものが出来上がり、提出完了です。

3. 実習と学会準備の両立のために意識したこと

学会準備を継続するには、「小さな進捗を積み重ねる」ことが大切です。

  • 実験は短時間でも毎日進める。特に休日の朝や夜など空いている時間を活用。
  • 進捗は指導教員に定期的に報告し、効率的なフィードバックを得る。
  • 実習中はスライドやデータ整理など手元でできる作業を優先する。

これにより、負担を最小限に抑えつつ、着実に準備を進めることができました。休日も!?と思われる方も多いですが、1日中実験というわけではなく、30分でもいいから進めるのが大事です。30分なら休日のどこかの時間帯でも取れるのではないでしょうか。

4. 賞を取るために心がけたポイント

2回の学会で優秀賞を受賞できたのは、発表内容だけでなく以下を意識したからです:

  • 聞き手を意識した構成:複雑な内容でも簡潔かつビジュアルで伝える工夫
  • 一貫性のあるストーリー:研究背景から結論までの流れを明確に
  • 練習量の確保:発表を繰り返し練習し、どんな質問にも対応できる自信をつける

これらのポイントを押さえることで、発表の説得力が高まり、成果として評価されました。特に意識したいのが、スライドづくりです。私の研究室では、学会発表練習があり、学会日の2週間前程度に用意されます。そのため、スライドについては、その3週間前、すなわち学会の1か月前から作り始めます。この際もいきなり完璧なものをつくるのではなくコツコツと作り上げることが重要です。

スライドづくりについては以下のサイトを参考にしました。

伝わるデザイン|研究発表のユニバーサルデザイン
情報の伝わりやすさは「資料の作り方」に大きく左右されます。本ページでは、プレゼン資料などを作るためのデザインルールやテクニックを紹介します。

5. 学会発表の成功がもたらしたもの

学会での受賞は、自分の研究が評価されたという大きな自信につながりました。また、学会参加を通じて他大学の学生や研究者との交流も増え、新たな視点や刺激を得ることができました。この経験は就職活動や将来のキャリアにも確実にプラスになったと感じています。


まとめ

忙しい薬学生生活の中でも、毎日コツコツと進めることで、学会での成果をつかむことができます。実習中に学会準備を進めるのは簡単ではありませんが、効率的な取り組み方を身につけることで可能になります。あなたもぜひ、学会というステージで自分の努力を証明してみてください!

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